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    モッサン

    Author:モッサン
    タイトルは夏目漱石『草枕』の一節。ここは、本業である研究以外の日頃の活動、出会った人々、読んだ本、見た映画などなどをご紹介するブログです。

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2009/03/31(Tue)

その気持ちがありがたい・・・

 つい先日紹介したばかりのホトケノザ。前回よりも大きめの写真を撮影できたので、再登場である。見れば見るほと不思議な形をしている。確か前も書いたと思うが、この花の別名は蓮華草。正面から見た花の形が、シャカの座る蓮華に似ていることからついた呼び名だそうだ。




 3月も残す所あと1日。間もなく新年度だ。3月終わりのこの時期、夜の駅では花束を持った人や贈り物(らしきもの)を持った人をよく見かける。年度末ということで、やはり送別会帰りの人が多いのだろう。

 かくいう私も、このたび10年ほど勤めていた塾の講師を辞め、4月から、とある機関の研究員をすることになった。そんなわけで先週は、私のために、塾の同僚や友人たちが送別と祝いの宴を開いてくれた。酒は大好きだが、普段ほとんど飲まない。が、先週は珍しく1日おきに飲み会。気が置けない人たちとの楽しい時間に、自然と盃も進んだ。そして、ここ数日、明らかに顔がむくみ気味。心なしか体もぶよっとしてきたような気がする。飲み過ぎ食い過ぎのようだ。節制せねば。いずれにしても、会を開いてくれた方々、集まってくれた方々には大変感謝である。


 同じように、先週はたくさんの贈り物を頂いた週でもある。塾の後輩の同僚たちからは、こんなもの(下の画像)を頂いた。




 立体ジグソーパズルである。組み立てると地球儀になるのだそうだ。立体のジグソーパズルなんてものが存在するとは、正直知らなかった。驚きである。ちなみに、私は地図帳を見るのが大好き。パズルも大好きである。何とその二つを兼ね備えた贈り物である。今の所、ジグソーパズルは手つかずの状態。いずれ組立始めたら、ブログの記事としてレポートしたい。

 塾の事務のユッキーさんからは、「最近靴下によく穴があく」という話をしたからか、靴下を頂いた。穴があくのが嫌なので、未だに履けずにいるが(笑)。この他、塾の同僚たちからはメッセージを書いた寄書を頂いた。

 また、大学院のオーさんからお祝いにと頂いたのがネクタイ。ビジネスマンのオーさんらしく、とてもオシャレ。自分は、こんなにオシャレなネクタイを選べないだろうな〜。

 友人のキックンとマサタロウくんから頂いたのが下の画像。




 左上から時計回りに、桜とバラの入浴剤セット、香り付き枕、衣類の消臭スプレー、戦国武将【入浴剤】。まとめるなら癒し系アイテムといったところだが、先日の記事にも書いたように、戦国武将【入浴剤】なら自分でも買ったばかり。上のジグソーパズルもそうだが、私の好みを見透かすような彼らの眼力には驚くばかり。それとも、私に対する同僚や友人のイメージって、地球儀とか戦国武将、あるいはパズルが好きそうなヒトなのだろうか(否定すべくもないが)?


 というわけで先週は、同僚や友人たちの贈り物と温かいメッセージ、そして太るほど飲食の進んだ楽しい飲み会(笑)に、改めて仲間や友人のありがたさを噛みしめる週となった。こうした宴や贈り物は、そのものがうれしいことは当然だが、こうして送り出してくれたり祝ってくれようとする気持ちが、何よりもありがたくうれしかった。「本当にありがとうございました」と心の底から感謝したい。
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2009/03/30(Mon)

PC改造 ケースお引越し(後篇)

 下の画像はハナニラ。薄水色の花がきれい。でも、近づくとニラの香りが食欲をそそる。ご近所にて撮影。




 前回のPCケース交換の話の続き。

 旧PCケースからの各パーツの取り外し作業が終わり、続いては新ケースへのパーツの取り付け作業である。この時点で、時計は既に深夜1時を回っている。翌日にまわすか続行するか迷うところだったが、強行。

 取り付け作業は、電源とマザーボードから。この二つの取り付けはスムーズに完了。下の画像は新ケースに取り付けたマザーボード。




 問題はここからである。思うにPCの自作で最もやっかいな、ケーブルの接続を行っていかなければならないからである。PCケースの内部ではいろいろなケーブルが用いられている。中でも、自分が一番苦手なのが、PCケースに使われているジャンパーピンのケーブル(下の画像)。どのジャンパーピンを、マザボのどこにさせば良いのか今だによく分からない。




 従って、ここからの作業は、やはりマザーボードの説明書なしでは不可能。ということで、マザボの説明書を取り出そうと、PC関連の説明書をまとめているクリアファイルの中を探したところ、見つからないのである。何度ファイルを見直しても、ファイルの中の全ての説明書を全て取り出しどこかに挟まっていないか調べても、やはりないのである。ひょっとしたら本に紛れているのかもしれないと、本棚を丹念に探していったが、やはり見つからない。部屋のあちこちを探したがどこにもない。

 「こうなったら、説明書なしでやるか」と思い始めた頃、前回、電源を交換した時に、説明書を読んだことを思い出した。ひょっとしたら・・・と思い、押入れの中に置いてある電源の入っていた箱を取り出し開けてみると・・・、「あった♪」。「ふー」と心の底から一安心である。説明書類は、いざというときのために、ちゃんとファイリングしておかなければいかんな〜。反省である。

 説明書を探すだけでだいぶ時間が経っている。再び作業続行である。説明書を見ながら、ケーブルをマザボにさしていく。といっても説明書が英語なので、説明書でケーブルのさし位置を確認するだけで一苦労。ジャンパーピンは細かいので、説明書で確認した位置をマザボで再確認するのも骨が折れる(下の画像)。




 こんな作業をずっと続けていたら、きっと目が悪くなるんだろうな〜? これ以上目が悪くなったらどうなるんだろう(私の視力は左右とも0.03)? などと思いながら細かな作業を進め、なんとかPCケースとマザボを接続。




 そしてHDDと光学ドライブを設置、固定。




 最後は電源、マザボ、HDD、光学ドライブをそれぞれケーブルで接続し、引越し作業はようやく完了である(下の画像)。




 引越しが終わっても、作業はまだ終わらない。今回は合わせて次の作業も実施する。
 ?フィルターの取付け・ファンの増設
 ?メモリーの増設

 まずは、サイドカバーにほこり防止用のフィルターを取り付けた。画像を見ると分かるように、サイズが合っていない(笑)。今思えば、こういう所に今回の計画の甘さがよく出ている。


 

 ファンは120mmサイズを2台増設した。下の画像上方が増設したファン。これまたサイズが合っていない(笑)。 




 メモリーは、PQ1社のTurboシリーズ1G×2を購入した。ヒートシンク着きメモリーを使うのは、これが初めてのこと。今までのメモリーよりも何だか格好良い^^。




 こうしてPCのお引越しとその他諸々の作業は終了。蓋を開けてみれば、予想以上に大がかりで大変な作業となった。そもそも、自分はPCケースの交換など楽にできるだろうと考えていた。でも前の記事にも書いたように、よくよく考えてみれば、PCケースの取り替えに伴う作業は、PCを自作するのとほとんど同じ。CPUの取り付けがないぐらいだろう。作業量を完全に見誤っていた。その他、ファンとフィルターのサイズを誤るは説明書をなくすはと、やたらと苦労する改造となった。計画の甘さを反省するばかりである。

 と、反省ずくめの今回の改造だったが、完成した新PCはというと、下の画像。苦労した甲斐あって、ファンのブルーライトが何とも近未来ちっくで、格好良いPCに生まれ変わった。何はともあれ良かった良かった、ということで今回の改造レポートは締めくくりたい。





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2009/03/27(Fri)

PC改造 ケースお引越し(前篇)

 下の画像は、何だか眩しさを感じるようなキンセンカ。自宅近くにて撮影した。




 さてさて、わが家のPCは電源を取り替えたばかり。でも静まることのない私の改造魂。つい先日、前々から考えていたPCケースの交換を行った。というわけで、今回と次回の2回に分けて、その時の模様をお伝えする。

 下の画像が、新たに購入したPCケース。COOLER MASTER社のCenturion590である。




 基本性能は次の通り。

 ケースサイズ (W)207 x (H)450 x (D)509mm
 対応マザーボード ATX, MicroATX
 5.25インチベイ 9本
 3.5インチベイ 1本
 3.5インチシャドウベイ 4本
 システムファン フロント:120x120x25mmx1, 1200rpm, 17dBA
 システムファン リア:120x120x25mmx1, 1200rpm, 17dBA
 IOポート USB 2.0x2, IEEE 1394 x1, MIC x1, SPK x1 (supports HD / AC’ 97 Audio)

 さらにシステムファンについては、サイドとトップに140mmを2台ずつ、フロントに120mmを1台ずつ追加することができる。水冷ファンも利用可能。改造のし甲斐のあるPCケースである。


 下の画像は、ケース裏側と内部。




 というわけで、今回は旧PCケース内のパーツを、新しいPCケースに移転する作業、いわばPCの引越しを行った。主な手順と移転するパーツは次の通り。

?パーツの取り外し作業(旧PCケースから)。
・電源
・マザーボード(サウンドカード→グラフィックボード→マザーボード本体)
・光学ドライブ
・HDD
?上記パーツの取り付け作業(新PCへ)

 このように整理すると単純な作業にも思えるが、?にCPUの取り付けが加われば、PCを新たに組み立てる時と全く同じ作業となる。?のパーツの取り外し作業にかかる手間を考えると、新しいPCを組み立てる時より手間のかかる作業といえるのかもしれない。久しぶりに大掛かりな改造である。


 まず取り掛かるのは、?の作業。古いPCケース内のパーツを一つ一つ取り外す作業である。電源→マザーボード→光学ドライブ→HDDの手順で取り外す。




 電源を始めに外すのは、作業効率から。つまり電源が残ったままだと、他のパーツを外す時に電源ケーブルが邪魔になる。また、他のパーツを一つ一つ取り外す時に、その都度パーツに接続されな電源ケーブルを抜かなければならないのは手間だからである。最初に全パーツの電源ケーブルをまとめて外しておいた方が、後の作業が楽なのだ。ということで電源の取り外しにかかったが、これは簡単な作業。スムーズに完了。

 次はマザーボードの取り外し。マザボはいろいろなパーツとケーブルで繋がっている。電源と同じように、やはりマザボも早い段階で取り外しておいた方が良い。

 また、作業に慎重さと丁寧さが求められるのも、ここからである。マザーボードにグラボとサウンドカードが接続されているので、まずこの2つを離脱。そしていよいよマザボ本体の取り外し。マザボはちょっとした傷が致命傷になりかねないので、神経を使う。光学ドライブやHDDと繋がるSATAケーブルを外し、PCケースのUSBやファンなど各種ケーブルも離脱。後はマザボを固定するボルトを外し本体を取り出して、この作業は完了である。

 ここまでくれば、後の作業は楽である。PCの組み立てで一番厄介な作業は配線関係だが、この時点でケーブルの多い電源とマザーボードをすでに取り外しているからである。光学ドライブとHDDをサクッと取り外して、とりあえずは?の作業は終了である。

 下の画像は、古いPCケースから取り外した各パーツ。左上から時計回りに、電源→グラボ(下)・サウンドカード(上)→光学ドライブ・HDD・その他→マザーボード





 こちらは、空になったPCケース。




 ここまでかかった作業時間は約1時間。思った以上に時間がかかってしまった。ただ、組み立てにはトラブルもあって、さらに倍の時間がかかることになるのだが、この記事も長くなってしまったのでとりあえずここで終了し、組み立ての話は後編にまわすことにする。
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2009/03/24(Tue)

男の生きざま 戦国武将【入浴剤】!

 ご近所の家々では白木蓮の花が満開である。それを写した一枚。わが家の木蓮の花も、つぼみがようやく膨らんできた。もうすぐ開花だろう。




 先日の記事にも書いたように、母の誕生日プレゼントを検討していると、面白い入浴剤をいろいろと見つけた。その中で「こっ、これだ!!」と、母のプレゼントそっちのけで衝動買いしてしまったのが下の画像。




 「男の生きざま 戦国武将【入浴剤】」である。伊達政宗、織田信長、明智光秀、直江兼続、豊臣秀吉、徳川家康という6人の戦国武将をパッケージにした入浴剤。各武将によって成分が違っている。なぜに戦国武将?などと思って調べてみたが、特に理由はないとのこと。ちなみに、このうち直江兼続を除く5人は大名格。直家兼続は上杉家の家臣に過ぎない。まぁ恐らく、大河ドラマの時流に乗ったというところだろう。

 いずれにしても、思わず魅かれずにいられなかったのが、パッケージに書かれた宣伝文句。これが各武将の特徴をよくつかんでいて、思わず笑ってしまうのだ。順番に紹介してみると。

ツヤツヤ壱ノ湯
伊達政宗 重曹湯
湯気の中はダテオトコ オレの魅力はフロで磨く

ホッカホカ弐ノ湯
織田信長 食塩湯 
本能寺は熱すぎた・・・ だが湯は熱いほうがいい

サッパリ参ノ湯
明智光秀 アルカリ湯
唯一風呂は我が天下 「三日天下」はサッパリ流す

イキイキ四ノ湯
直江兼続 アルカリ湯
湯は熱く愛のように 上杉家の湯は生きかえる

バリバリ伍ノ湯
豊臣秀吉 芒硝食塩湯
金色の風呂は極楽浄土 ひょうたん徳利も格別でごザル

ユッタリ六ノ湯
徳川家康 芒硝湯
タヌキも風呂では討たれまい 関ヶ原の疲れも忘れるのぅ〜

 自分は「本能寺は熱すぎた・・・」の部分と「湯は熱く愛のように」の部分でツボにはまった(笑)。ということで余りの面白さに注文してしまった「男の生きざま 戦国武将【入浴剤】」。それがようやく自宅に届いたので(何だかえらい時間がかかった)、早速、昨夜は壱ノ湯に入浴。政宗気分で思わず「小十郎、わしの背中を流すのじゃ」とはもちろん言わなかったが、いつも以上に気分よく風呂に入ることができたのであった。風呂上がりのお肌がツヤツヤであったかどうかは定かではない(ツヤツヤになったような気もするがそうでもないような気もする)。
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2009/03/23(Mon)

さよならとありがとう

 ちょこんと首を垂れた様が可愛らしい鈴蘭水仙。自宅庭にて撮影した。




 唐突ながら、諸事情により、3月一杯で塾講師の仕事を辞めることになる。間もなく始まる春期講習では授業を外してもらっているので、実質、先週土曜日に行った中学受験クラスの授業が、塾での最後の授業となった。

 10年勤めた職場を去るというということもあり、名残惜しさも一塩である。私の塾では、異動や退職の話を事前に生徒たちに伝えることはご法度。生徒たちを動揺させ、運営に支障をきたすこともあるからだ。だから最後の授業とはいっても、いつも通りの授業を行わなければならい。辞める立場としては、別れの挨拶をすることもできず、寂しいものもあったが、決まりだからしかたがない。立つ鳥跡を濁さずである。



 などと自分を慰めていたら、どこをどう漏れていったのか、一部の塾の卒業生に私の退職の話が伝わっていたらしく、何人かの元教え子たちが、校舎まで遊びに来てくれた。

 まず、ナベくん。飄々としているのに成績抜群の彼は、まさに神童の名に相応しい教え子だった。某国立大学医学部に合格したという朗報を持って遊びに来てくれた。奇特な彼は猛烈に忙しいといわれる小児科医を目指すそうだ。昔から大人びていたけど、今の彼の姿はまさしく好青年。アルバイトで良いから、塾講師をしてみるよう勧めてみた。それにしても、久しぶりだったのに、来てくれてありがとう。そして、おめでとう。浪人した甲斐があったね。弟テッチャンにもよろしく。

 続いてミッチャン。公立の進学校に通う高校2年生の女の子で、弟がついこないだまで塾に通っていて高校進学を決めたばかり。ミッちゃんは、現在大学進学のことで悩んでいるという。大学には行きたいが、どの大学のどの学部に入ればよいのか分からないのだそうだ。弟の面倒見の良さをを考えると、教育系の大学なんかが良いんじゃないかな。 

 そして去年卒業したばかりのナッツーとムーロは、二人でお別れに来てくれた。ナッツーは、某名門私立高校に通っている。塾に入学した当初の彼女はなかなか心を開いてくれず、何度か悲しい思いをしたこともあった。それだけに、ようやく心を開いてくれた時はどんなにうれしかったことか。そして私の教える社会は、彼女の苦手科目でもあった。入試の直前に社会の成績が上がった時は、心の底から喜んだものである。現在は、名門の私立高校ということもあって、校則の厳しさに辟易しているとのこと。でも高校生活はとても楽しそう。良かったね。社会の勉強はちゃんと続けてね(笑)。

 そして不思議系天才少女のムーロ。彼女からのマニアな質問は、授業での楽しみの一つだった。そして、なんとそのムーロが初監督映画を作ったという。今回その映画をDVDに焼いて持って来てくれた。映画とはいっても10分ほどの短いもので、設定も演技も素人丸出しのめちゃくちゃな映画だったが(笑)、物語の大枠はしっかりしているし、アイディアも良かった。何より、楽しそうに演技をする彼女の友人たちを見ていると、良い仲間に恵まれているな〜と実感。十分面白い映画だった。将来は本物の映画監督に!などと嘱望するのは、親馬鹿というやつでしょうか。

 また、自分がちょうど授業中だったため会うことができなかったが、アヤヤはプレゼントを持って来てくれた。高校受験で彼女が見せた涙には、思わず貰い泣きするほど心痛んだものである。でも、その後もちょくちょく塾に遊びに来てくれて、われわれ一同どんなにほっとしたことか。そんな彼女も今年は大学受験。今度こそ笑顔で受験を終えることができるよう祈りたい。また、プレゼントが、なぜ「ウォーリーを探せ」と肩叩きだったのかはよく分からないが(笑)、大切に使わせてもらいます。



 こうしてみると、男よりも女の子の方が会いに来てくれており、「自分ってこんなにモテたっけ?」と妙な気分だ。いずれにしても、最後の最後でかつての教え子たちと会うことができて、これほどうれしいことはなかった。心の底から感謝したい(情報を漏洩したジョニー先生(笑)にも感謝しております)。

 塾に限らず小中高・大学など、教師は勉強を教えながらも、生徒からいろいろなことを学んだり、生徒たちと喜びを分かち合ったり、生徒の何気ない一言にとても励まされたりするものだろう。私自身、辛いことももちろん沢山あったが、それ以上に楽しいことや嬉しいことの方が多かった。また、生徒たちに与えたもの以上に、生徒たちから多くのものを受け取っているはずである。教師はとても素晴らしい仕事だと思う。どんな形でかは分からないが、いつの日か再び教壇に戻りたい。
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2009/03/21(Sat)

岩明均『ヒストリエ Vol.5』(講談社)

 下の画像は雪柳。その名の通り、雪に覆われた柳のようだ。青空とのコントラストがきれいだった。自宅近くにて撮影。




 待ちに待った『ヒストリエ Vol.5』がいつの間にか発売(2月)されていたので、早速購入した。第4巻が発売されたのが2007年7月だから、およそ1年と半年待っていたことになる。長かった。

 『ヒストリエ』は、アレクサンダー大王の書記官を務めたエウメネスを主人公とする歴史マンガ。作者は『寄生獣』の岩明均である。ご存知ない方も多いと思うが(少なくとも、自分はこのマンガを読むまで知らなかった)、エウメネスはアレクサンダー没後の後継者戦争で活躍する将軍で、プルタルコスがヘレニズム時代の英雄の一人に挙げる人物だそうだ(『英雄伝』)。

 古代ギリシャ文化とオリエント文化の融合などと説明されるヘレニズム文化は、どこかコスモポリタニズム的な雰囲気を感じさせ、高校世界史の中でも好きな部分だった。珍しくそんなヘレニズム時代を扱った歴史マンガということで、自分は第1巻から『ヒストリエ』を購読している。これまでエウメネスの少年時代の回想が続いてきたが、今回購入した第5巻で、時系列的には回想の始まる前の場面(第1巻第5話)に戻った。そして、ようやくフィリッポス2世とアレクサンドロスが登場。

 アレクサンダー大王については申し上げるまでもないと思うが、フィリッポス2世はアレクサンダーの父親。ペルシャ帝国ですらなしえなかったギリシャ全土の覇権を握り、東方遠征前夜に志半ばで倒れたという人物である。悲劇の英雄のようで、やはり世界史上の人物の中では最も魅力的な人物の一人だと思っている。物語は、ギリシャの覇権を巡るアテネとの戦争の手前といったところだが、これからどう展開していくのか。今後が楽しみである。


 

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2009/03/20(Fri)

母の誕生日プレゼント

 下の画像はホトケノザ(仏の座、別名は蓮華草)。ホトケノザといえば春の七草の一つ。調べてみて分かったのだが、春の七草ホトケノザは正式には田平子という名前で、画像のホトケノザとは別の植物。ホトケノザという場合、正式には画像の花をさすそうだ。画像では分かりにくいかもしれないが、花の形がかわっていて、とても小さな花である。




 本日春分の日なり。朝から降っていた雨は昼過ぎにはやみ日が射してきたが、それと同時に、何だか寒くなった気がする。昨日は思い切ってコートを持たずに家を出て正解だったが、この寒さでコートなしは辛そう。「暑さ寒さも彼岸まで」というが、この時期は服装が難しい。


 さてさて話題変わって、先日3月17日は母の誕生日だった。両親の誕生日プレゼントは、毎度のことながらいつも何にするかで迷っている。今年もいくつもの案が思い浮かんでは、流れ星のように消えていった。今回は、書くネタが少ないということもあるが、記録の意味も込めて誕生日プレゼントで思い付いた案をいくつか紹介してみる。

【案その1 ウォークマン】
 まず最初に思い付いたのは、ウォークマン。去年、父の誕生日にプレゼントしていたので、おそろいで母にもどうかと考えた。問題は、母が音楽を聴かない人だということ。デジモノにも疎い。念のため弟に電話し、最近母が音楽に目覚めたという話がないか確認すると、「全くない」とのこと。ウォークマン案はあえなく却下となった。





【案その2 宿泊券 】
 次に浮かんだのは旅館の宿泊券。毎年浮上しているプレゼント候補だ。月並みだが、個人的には良いプレゼントだと思っている。きっと母も喜ぶだろう。だがちょっと高め。ひとまず宿泊券は保留。

【案その3 酒 】
 続いて考えたのは酒類。プレゼントを何にするか困ったときは、ワインなどの酒類をプレゼントすることが多い。宿泊券同様、毎年思い付くプレゼント候補の一つである。私の家族は全員酒飲みなので、酒をもらって喜ばないものはいない。我が家では、プレゼントのまさに切り札的存在だ。だが今年はこの案を使うことはできない。なぜなら、昨年の母の誕生日プレゼントも酒類だったから。去年はワインだった。何も考えていないように思われるので、2年続けて同じプレゼントするわけにはいかない。ということで酒類は却下。

【案その4 テレビ 】
 再びデジモノに戻り、母が使いそうな家電製品はないだろうかと考えてみた。キッチン用品は恐らく好みもあるだろう。それに、私なんかより母のほうが詳しいはず。下手なものは選べない。とすると、キッチン以外の場所で母が利用しそうな家電製品が良い。しかも複雑な操作ができるだけ不要なもの。・・・と考えながら思い浮かんだものがテレビである。でも弟曰く、実家のテレビは、こないだ買い換えたばかりだそうだ。50インチの大型液晶テレビを購入したらしい。ちょっと自慢気だった(羨)。
 いずれにしても予算的に普通のテレビはありえない。ではお風呂で使うテレビはどうだろう? ということでお風呂用の液晶テレビを調べてみた。だが、大きさにもよるが結構高い。PC用液晶モニターより高額なことに驚いた。なぜに?(っていうか、最近PC用液晶って安くない?)などと考えてしまうが、いずれにせよ予算的にちょっと高めなので、ひとまず保留。




ソニーのブラビア。たったの4インチ。
でも価格は、私が買おうかと考えている
21インチPCモニタの約2倍。
風呂用液晶テレビ恐るべし。

【案その5 入浴剤 】
 なかなかこれといったものが見つからない。風呂用液晶テレビの後、風呂繋がりで今度はバス用品はどうかと調べてみることにした。ちなみに、自慢じゃないが(別に自慢にもならないが)私は風呂が大好き。そんな私ならどんなバス用品を喜ぶだろうか?バス用品といっても種類が豊富なので、自分の好みでポイントを絞り、浮かんだ案が入浴剤。
 ネットで調べてみると入浴剤の専門店を発見。世の中にはいろんな専門店があるな〜。ちょっとした驚き。いろいろ見た中でも「暴君ハバネロ」や「ベルばらの湯」などの面白入浴剤は、個人的には気になるところ。でも誕生日プレゼントとしてはなぁ・・・。ボトルに入ったバスソルトは見た目がきれい。海外の高級入浴剤から国内の面白入浴剤まで、驚くほど種類が豊富。価格もプレゼントとしてお手ごろ。これは良いかも。




 といった感じで、いろいろと検討した結果、今年の母の誕生日プレゼントは、「ボリビアサンセットソルト」というバスソルトと、花(ベルフラワー)を送ることにした。と同時に保留していた宿泊券と風呂用液晶テレビは却下となった。




 人にプレゼントを贈るときには、自分の引き出しの少なさが疎ましくなりながら、毎回こんな感じで試行錯誤する。だが、今回改めて試行錯誤を振り返ってみて、割といろいろなプレゼントの案が思い浮かんでいたんだな〜と思う。宿泊券や風呂用液晶テレビなど、またどこかで使えそうである。要はこうしてせっかく思い付いた案を憶えていないから、翌年になって同じことを繰り返すのだろう。こうして思い付いた案を記録していけば、プレゼントの引き出しが多少増えるだろうか?

 それはともかくとして、無事プレゼントを受け取ったということで、母がバスソルトとベルフラワーの写真を送ってくれた(下の画像)。今回は完全にネットショッピングに頼りっぱなしで、実物を手にとって見ていない。サンプル通りのものが届くのかどうか不安だったが、無事届いたようで一安心。良かった良かった^^。



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2009/03/19(Thu)

万城目学『鴨川ホルモー<文庫版>』(角川書店)

 昨日、今日と春真っ盛りとよべるような天気。風が心地よく爽やかだった。下の画像は、春らしくタンポポ。自宅の庭で撮影。




 さて、先日『鴨川ホルモー』を読んだ。

 文庫版が刊行されたばかりのこの小説。作者は、昨年の始め頃に読んだ『鹿男あをによし』の万城目学である。脱力系歴史ファンタジーとでも呼べばいいのか、『鹿男』の作風はなかなか面白かった。それに「謎の競技『ホルモー』にかける青春と恋」という宣伝文句に、「なんだそりゃ?」と思いながらも思わず惹かれてしまい、早速購入。

 「ホルモー」というのは、式神(作中「オニ」ともよばれている)たちを操り敵の式神たちとの戦いを繰り広げるという競技のこと。「競技」という言葉に違和感を感じる方もおられるかもしれないが、式神たちの戦いは、大学別の対抗試合形式で行われており、まさしく「競技」なのである。上の宣伝文句の通り、その「ホルモー」を通じた、しょっぱい大学生たちの友情や恋愛を描いたのが、この小説の物語である。

 『鹿男』の主人公は冴えない大学院生だったが、この小説の主人公は冴えない大学生。大学生時代、やはり冴えない学生だった自分(今も?)。悲しいかな感情移入は容易だった。主人公を始めとする大学生たちの生態が、自分の大学生時代を思い出すようでかなり面白かった(以前読んだ『太陽の塔』(森見登美彦)ほどではないが、特にモッサイ大学生の生態がよく捉えられていたように思う)。

 タイトルの「鴨川」から察することができると思うが、物語の舞台は京都。日帰りだったが、京都へは昨年の春に訪れているので、その時の地理感覚が役立った。京都に詳しい人なら、京都の町の情景描写を楽しむこともできるのではないだろうか。

 文章も平易だし、上に書いたように十分に感情移入できたので、さくさくと読み進みあっというまに読了。『鹿男』ほどの深みはなかったが、なかなか面白い小説だった。今年4月18日から映画化もされるので、そちらもぜひ見に行きたい。




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2009/03/17(Tue)

映画ブログの更新 × スピリチュアル映画2本立て



 映画ブログを更新した。今回アップしたのは次の4本。
 ⇒『チェンジリング
 ⇒『ミス・ポター
 ⇒『トゥームストーン
 ⇒『カンフー少女

 3月は日曜が休日。この前の日曜日、映画を2本ほどはしごしてきた。1本目は海浜幕張にてアン・ハサウェイ主演の『パッセンジャーズ』(シネプレックス幕張)を鑑賞。続いては銀座に移動。シネスイッチ銀座にて『ダイアナの選択』を鑑賞した。ミステリー映画だと思って見に行った2作品。何だかオチが似ていた・・・。ミステリーと思わせておいて、実はスピリチュアル映画だったのね。
 『ダイアナの選択』は物語の展開といい、美しい映像といい、謎かけといい申し分なし。良い映画だった。『パッセンジャーズ』の方はというと・・・、う〜〜ん、そこでそうくるか?という感じ(うまく言葉にならない)。ストーリーの無理矢理感が否めなかったが、まぁ主演アン・ハサウェイが魅力的だったので良しとしよう^^。
詳しい感想はいずれ映画ブログの方にアップしま〜す。




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2009/03/14(Sat)

手塚治虫『アドルフに告ぐ〈新装版〉』(文芸春秋)

 下の画像はイベリス・センペルヴィレンス。舌を噛んでしまいそうな名前の花だが、複雑な花模様がアラベスクのようできれいだ(自宅近くにて撮影)。






 さて、全然気づかなかったが、昨年は手塚治虫の生誕80周年だったそうだ。それを記念して、今年に入り文春文庫から『アドルフに告ぐ〈新装版〉』(全4巻)が相次いで出版された。いつか読もうと思いながらも先延ばししてきたマンガだったが、これを機に読んでみることにした。

 浦沢直樹の『MASTERキートン』や『MONSTER』を始めとして、『イリヤッド-入矢堂見聞録』(魚戸おさむ)や『宗像教授伝奇考』(星野之宣)、『宗像教授異考録』など、マンガの一大ジャンルとして確固たる地位を築いたように見える歴史サスペンス。この本はその元祖と呼べる作品だ。

 物語の主な舞台は、ベルリン・オリンピックの開かれた1936年から、第二次世界大戦が終わる1945年までの日本とドイツ。ヒトラーの出生の秘密について書かれた文書をめぐり、アドルフ・カウフマンとアドルフ・カミル、峠草平という3人の人物の運命が絡み合っていく。こうして3人の人物たちが時代の渦へと巻き込まれ、翻弄されていく姿が描かれた物語である。

 ストーリー展開は、若干雑な感じもするが、リズミカルで飽きさせない。また、時代に翻弄される3人はとても魅力的だ。特に、あれほど毛嫌いしていたナチズムに、成長とともに取り込まれていくカウフマンが哀れでならなかった。時々織り込まれている、サイドストーリーも歴史ファンにはたまらない。スパイ・ゾルゲが登場してきた時は、鳥肌が立ってしまった(笑)。昼飯でも食べながらと、試し読みのつもりで読んだ1冊が止まらなくなり、その日の帰りに残り3巻を全て購入、睡眠時間を削って一気読みした。傑作といえるだろう。

 手塚治虫の単行本を読むのは『陽だまりの樹』以来。やはり手塚治虫という人は偉大だったんだな〜と、考えずにいられない作品だった。




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